今回のこけし祭りでも、かわいらしい子を連れてきました。
大沼秀顯工人の子
この胴模様の子はずっと欲しかったものうちの1つです。
しかし、何の模様なのかは自分でもわかっていません。
お祭りの後大沼こけし店さんに立ち寄ったので、何の模様なのか聞けばよかったのになぁと反省。
表情はホッとする、優しい顔立ちが特徴的です。
よく見ると、髪の毛の間に赤いメッシュのような模様が入っていて、何とも今どきな子だなぁと思いました。
本田陽子工人の子
個人的に気になっていた工人さんのこけしちゃんを念願かなって入手しました。
決め手はどこかさみしそうで、何かを訴えかけているような目力です。
よく見ると黒目は塗りつぶさず目に光が入っていて、キラキラしています。
こけしちゃんの顔は目が命なのです。
伊太郎型ベースなのでしょうが、髪の毛はおかっぱにせず、前髪と横の髪の毛のみのシンプルな髪型です。
池内潮音工人の子
小寸なので、手の中にコロンと収まります。
あどけない表情が魅力的な子です。
頬紅が塗られていて、ぷにぷにしていそうなほっぺたをしています。
胴は重ね菊らしき模様で、弥治郎特有の轆轤線はない、シンプルな胴模様です。
どちらかといえば、弥治郎こけしはシンプルなものが好きなのです。
志田楓工人の子
楓工人のがデビューして以来ずっとほしかった子です。
私は伝統型を中心に集めていますが、気まぐれでこんな感じのかわいい子を連れてくることもあります。
というのも、単純に猫(特に黒八割れ)が好きなのです。
元ネタは山形県米沢市に伝わる土人形・相良人形の猫に蛸がモチーフになっているとのことです。
タコは「多幸」「善いものに吸い付く」と言われ、猫は「ネズミを追い払う」という縁起物になっています。
実は仙台市内のこけしのしまぬきさんでも同じような子が売られているのはここだけの話です。
大沼美咲工人の子
はい。前回の記事の答えです。
お祭りの会場では売っていませんでしたが、大沼こけし店さんで入手しました。
大沼こけし店の大女将さんから6代目の存在をほのめかされて以降、ずっとほしいなと思っていた工人さんの子です。
見る人に安心感を与える優しい表情が魅力的な子です。
胴体の特大楓模様も華やかで目を引きます。
まとめ
というわけで、今回は連れてきたこけしちゃんについて紹介しました。
会場にはほかにも魅力的な子がたくさんいて、迷いに迷いました。
この子たちに巡り合えたのは運命だと思っています。
これからもこの子たちを大切にしていきたいです。
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