ビンテージこけしの魅力

黒ずんでいて色は飛んでいる古～いこけし。
人によっては不気味に映るかもしれません。

しかしそんな中古のこけしにも、魅力はたっぷりあるのです！！
私は中古のこけしを「ビンテージこけし」と呼んでいます。

ここでは、ビンテージこけしの魅力を紹介していきたいと思います。

ビンテージこけしの魅力
どこでビンテージこけしに出会える？
ビンテージこけしの表面が白くなった時の対処法
1. ライターで熱する
2. ドライヤーで熱する
まとめ

ビンテージこけしの魅力

ピカピカに磨かれている場合がある

こけしはたまに乾いた柔らかい布で拭いてあげるとツヤが増します。
前の持ち主がこけしを大切に管理していた場合、新品こけしにはないツヤ感が出ている場合があります。

飴色のボディ

こけしは日や蛍光灯の明かりによって色が飴色に変化します。
新品こけしにはないカラーリングを楽しめます。

時代のロマンを感じられる

当然ですが、ビンテージこけしは昔に作られたこけしです。
中には、自分が生まれる前に作られたこけしも大勢あります。
このこけしはどんな可愛がられ方をしてきたのだろうか、どんな時代を生き抜いてきたんだろうかと想像するのも楽しいです。

廃絶した型を楽しめる

こけし業界は深刻な後継者不足に悩まされており、中には廃絶してしまったこけしも数多くあります。
そんな悲しい運命をたどったこけしも、ビンテージ市場を探せば出会えるかもしれません。

亡くなった工人さんの作品を楽しめる

当然ですが、亡くなった工人さんのこけしを普通の手段で入手するのは至難の業です。
しかし、ビンテージの多くは亡くなった工人さんのこけしです。
亡くなった工人さんのこけしは中古市場を探せば出会えます。

私も血眼になって、今は亡き小野寺正徳工人のこけしちゃんを探している。

どこでビンテージこけしに出会える？

ビンテージこけしは普通のこけし屋さんやこけし工房においてあることは稀です。
しかし、以下の場所に行けば見つかるかもしれません。

オークションサイトやフリマアプリで探す

これが一番手っ取り早いです。
今となっては珍しいこけしも、販売されている可能性があります。
ただし、対面なしでタップひとつで購入できる都合上、こけしに対する思い入れは生まれにくいので、よっぽど欲しいこけしがない限りはお勧めしません。

古本市で探す

古本市ではビンテージこけしが売られている可能性があります。
中にはこけし特設コーナーができている場合もあり、そこを狙えばお気に入りのこけしに巡り合えることもできます。
ただし、古本市は都市部でしか開催されないので、地方の人はチャンスがあまりないかもしれません。
また、古本市は頻繁に開催されるものではないので、ネットで事前に開催予定を確認する必要もあります。
古本市があるからといって、必ずこけしが売られているわけではないことにも注意してください。

骨董市で探す

骨董市でもビンテージこけしが売られていることがあります。
特に、意外なこけしが格安で売られていることもあるので、ねらい目です。
ただし、古本市同様都市部でしか開催されないことや、ネットで事前に開催予定を確認する必要があるデメリットがあります。
骨董市があるからといって、必ずこけしが売られているわけではないことにも注意してください。