こけし界隈では工人さんではないのに頻繁に名前を聞く「ヤマダさん」の名前。
この方はこけし業界を盛り上げるため奮闘している、こけしの名プロデューサー的な存在なのです！！
なんでも、某所では第三次こけしブームの仕掛け人なんて呼ばれ方もされています。
ある時はこけしのイベントに出店し、またある時はこけしイベントのお手伝いをして…
この記事はそんなヤマダさんを応援したい、ヤマダさんの思いに賛同してくださる人が増えてほしいと思い、執筆しました。
ちなみに、サムネイル画像は後述の津軽こけし館の運営会社が変更する際に、感謝の気持ちを込めて作った画像だ。
ヤマダさんって何者？
本名は山田拓郎といいます。
地元・青森県黒石市の商店街がシャッター街になる姿を見て、町おこしや観光について興味を持ち、学生時代は観光について学んでいたそうです。
大学を卒業した2006年から、津軽伝承工芸館や津軽こけし館の管理運営をする(株)ツガルサイコーへ入社し、営業担当として働くことになりました。
ところがそのころ、津軽こけし館の名物だった純金・純銀のこけしが、市の財政状況が厳しくなったことがきっかけで売却されてしまいました。
名物不在の中、観光客向けにこけし以外の商品を置く、フリーペーパーを配布する、津軽こけし館を盛り上げるべく奔走していました。
中でも、震災で被害を受けたこけし工人さんのためにプチイベントを開いたり、こけしをお店に置いて販売するノウハウのない工人さんをサポートしたりと、いつしかこけし工人の名物補佐役として知られるようになりました。
そして2024年、独立の道へ
しかし2024年、(株)ツガルサイコーは2024年3月31日をもって津軽こけし館の運営管理業務を終えることになりました。
これは、ヤマダさんたちが津軽こけし館に関われなくなるということを意味します。
そこで山田さんは思い切って15年以上勤めてきた会社から独立し、新たに津軽伝承工芸館敷地内にこけし工房「tsuN’agaru(ツナガル)」をオープンさせました。
なんでも「大好きだった津軽こけし館を離れてでも守っていきたい」「こけし工人さんや作家さん、応援してくれるお客様、ヤマダさん自身を繋げていきたい」との思いがあるとのことでした。
クラウドファンディング
さて、ここからが本編です。
津軽こけしプロジェクト・こけし工房tsuN’agaruは、運営資金確保のためのクラウドファンディングを執り行っています。
というのも、津軽こけし館から独立する際、何とか資金を用意して津軽こけし館で売られていたこけしたちを全部引き取った都合上、運転資金に難があるとのことで、皆様から協力して資金を集めるとのことでした。
最大の目標は「津軽こけしプロジェクトの活動で、こけし業界を少しでも盛り上げること！」とのことです。
是非、こけし業界を盛り上げるため、ヤマダさんにエールを送るため、こちらのプロジェクトに参加してください！！
クラウドファンディングの資金を頼りに、こけしまつりなどの各種イベントに出店したり、こけしイベントのお手伝いをしたりするとのことです。
2024年7月現在でもまだ間に合います！！
8/12追記
返礼品ありプランは8/31までの受付となっております。
一方、返礼品なしプランは期間を設けないで受け付けているとのことです。
詳しくはこちらをチェック！！
まとめ
私は津軽こけし館在籍時のヤマダさんに大変お世話になりました。
ヤマダさんの熱い思いに触れ、ヤマダさんに恩返しがしたい、そう思っています。
当ブログではヤマダさんの活動をを応援しています！！
ヤマダさん、これからもこけし業界のことをよろしくお願いします！！
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