全国こけし祭り予習会

もーういーくつ寝ーるーとーこけし祭り♪
ワックワクが止まらないぜ!!!

お正月かっての。
興奮しすぎだ。

というわけで、管理人の備忘録を兼ねて全国こけし祭りの予習をしたいと思います。

全国こけし祭りに込められた願い

前身は戦争の傷跡が残る1948年に開かれた、「鳴子こけし祭り」がはじまりとされています。
戦後間もなく開かれた祭りのため、鳴子温泉の人々に希望と笑顔を与えたのは言うまでもありません。

鳴子こけし祭りのルーツは、こけし研究家の第一人者として知られる故・深沢要氏を偲んで歌碑を作り、その記念に始まったと言われています。
ちなみに、現在でも温泉神社には深沢氏の歌碑が温泉神社に残されていたり、深沢氏が集めたこけしは日本こけし館で見ることができます。

1953年に「全国こけし祭り」に名称は変更されました。
1966年にこけしコンクールが始まり、現在に至ります。

スケジュール

こけし供養祭

8/30の18:00に開かれます。
全国から集められた割れたり滲んだりしたこけしを供養しする儀式です。
こけしをお焚き上げして神事を行い、供養します。

供養されるこけしたちにもいろいろあったんだなぁと思わせるな。

こけし奉納式

8/31の9:00に行われます。
温泉神社にこけしを奉納し、こけし業界の発展や全国こけし祭りの成功を願って執り行われます。

奉納されたこけしはこけし祭りの会場でも見ることができるな。

実演展示販売・こけしコンクール

8/31,9/1に開催されます。
こけし愛好家にとってはこれがメインでしょう。
毎年東北中から工人さんが招待され、工人さんと交流することができます。
また、こけしコンクールではこの日のために作られた力作を鑑賞することができます。

今年の招待工人、小島利夏工人が病気療養で欠席になるのが残念で仕方ない。
快方に向かうことをお祈り申し上げます!

フェスティバルパレード

8/31の18:30に行われます。
はい。全国こけし祭りが奇祭と呼ばれる所以です。
張りぼてこけしと呼ばれる巨大こけしが街を練り歩く、なんともシュールなパレードです。

こけしに興味がなくても一見の価値ありかもしれないな。

持ち物

今年の持ち物はこちらです。

現金

こけし祭りはキャッシュレスに対応していません。今年からキャッシュレス対応になりました。
これがないとこけしちゃんをお迎えできません。
おつりが少ない方が会計がスムーズになるため、お金はなるべく小銭を持ち歩くのが吉です。

スマホ

現代人の必需品です。

布手袋

手汗をかきやすい人は、染料が手に付かないよう布手袋を装備していくのがおすすめです。

水分 

熱中症対策グッズその1。
まだまだ残暑の時期にこけし祭りは行われます。
水分補給はしっかりと行いましょう。

私は500mlペットボトルを2つ用意している。

一応、鳴子温泉駅にも自動販売機はあるから安心だな。

塩分タブレット

熱中症対策グッズ・その2。
水分だけでなく、ミネラルも摂取しましょう。

日傘

熱中症対策グッズ・その3。
陽のあたる屋外で朝から長時間並ぶ場合、絶対に持ち歩きましょう。
陽をよけるだけではなく、日焼け対策や突然の雨にも効果的です。

ハンディ扇風機

熱中症対策グッズ・その4。
近年持ち歩く人をよく見ますね。

しかし扇子のほうがスペースを取らず、電池の消費もないので効率的かなぁとも思っています。

ここから先はより鳴子温泉を楽しみたい方向けです。
こけし目当てなら別に持ち歩かなくて大丈夫ですが、あったほうが楽しいです。

タオル

鳴子温泉には魅力的な温泉がたくさんあります。
一応、温泉街のお店でも売っています。

ボディソープ・洗顔フォーム

滝の湯共同浴場にはボディソープは置かれていません。
滝の湯に行きたいときには持ち歩きましょう。

化粧落とし

女性の場合、温泉に入るとき絶対に化粧を落とさなければいけません。
鳴子温泉で化粧落としが置いてある日帰り入浴施設・宿はごく少数です。
温泉に入る予定がある場合、絶対に持ち歩きましょう。

ヘアピン

髪の毛が長い方の場合、温泉に入るとき髪の毛をぬらさず便利です。
持ち歩いて損はありません。

並んでいる間や、汽車に乗っている時の暇つぶしです。
かさばらないように、なるべくサイズの小さな本を選びましょう。

お供こけし

私は旅する時にこけしちゃんを持ち歩いています。
鳴子ならこけしちゃんと一緒でも驚かれません。
今回は田邊香工人のこけしちゃんを連れていきます。

鳴子温泉駅には有料コインロッカーがあるので、荷物が多い場合は預けておくのも一つの手です。

鳴子温泉街のこけし以外のおすすめスポット

こけし以外にも、鳴子温泉街には見どころがあります。
こけしのついでに行ってみるのもおすすめです。
個人的におすすめなのはこの4つです。

滝の湯共同浴場

鳴子温泉の2大共同浴場のうちのひとつです。
1000年以上の長い歴史を持つ、鳴子温泉のシンボル的存在の共同浴場です。
硫黄の匂いが特徴的お湯で、ここに行くとしばらく硫黄の匂いが体に染みつく面白いお湯です。
シャンプーボディソープ、ドライヤーは置いていないので注意してください。
また、シャワーはないので温泉慣れしていない人には不便に感じるかもしれません。

しかし、それでもお勧めしたいほどのお湯がここにあります。

早稲田桟敷湯

鳴子温泉の2大共同浴場のうちのひとつです。
早稲田大学の学生たちが掘り当てたのが始まりと言われています。
休憩所やシャワーがあるので、温泉慣れしていない人にも安心しておすすめできます。
ドライヤーは有料で貸し出ししています。

温泉神社

滝の湯近くの小高い場所に鎮座している神社です。
歴史は古く、続日本後紀によると承和4年(837年)の大噴火により噴出した温泉を鎮めるために建立されたとのことです。
こけしファン的には、こけしの奉納式や供養が行われている場所であったり、前述の深沢氏の歌碑が残された場所としても有名です。
御朱印には鳴子らしく、こけしシールが貼られているのが面白いポイントです。
なお、冬場は階段が凍るのでご注意ください。

餅処 深瀬

鳴子温泉名物・栗だんごの元祖と呼ばれるお店です。
栗だんごはお団子の中に栗をまるごとひとつ包み、たっぷりのみたらし醤油をからめた逸品です。
程よい甘さで、優しいお味をしています。

そば処 小花

滝の湯近くにあるお蕎麦屋さんです。
リーズナブルな価格なので、鳴子温泉ヘビーユーザーの私は高確率でここに立ち寄ります。
中でも「地鶏南蛮そば」がお店のおすすめメニューで、冬場は心と体が温まります。
しかし、こけし祭りの時期は暑いので素直にざるそば系を選びましょう。

まとめ

年に一度の楽しいこけしのお祭り。
工人さんと交流するもよし、お気に入りのこけしちゃんを探すのもよし、こけしのパレードを楽しむもよし、楽しみ方は様々です。
ぜひ、こけし祭りに足を運んでください!!

では、こけし祭りに行ってきます!!
レポートは後程!!

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