全国こけし祭りレポート・張りぼてこけしのパレード編

今年は全国こけし祭りのフェスティバルパレードを拝見しました。

全国こけし祭りフェスティバルパレードって?

はい。全国こけし祭りが奇祭だのホラーだの言われる最大の所以です。

全国こけし祭りフェスティバルパレードの目玉は張りぼてこけしです。
伝統こけしを模した張りぼてこけしの中に一般募集した方が入り、温泉街を練り歩くなんともシュールなパレードです。

69年前からこんなトンデモパレードを行っていたことが驚きだ。

先頭を飾るのはこけし柄の浴衣を着た地元婦人会や姉妹都市・山形県遊佐町の婦人会の皆さんが披露する「鳴子踊り」、仙台名物すずめ踊り、万燈神輿も見どころです。

パレード前の待機時間

スタート地点はこけしの岡仁さんの手前でした。
私はこけしの岡仁さんの店内に入り、岡崎靖男工人や鳴子こけし工人見習い渡辺あかねさんにご挨拶をし、店内を探索していました。
本当は欲しいこけしちゃんもいましたが、予算オーバー手前だったのでまたの機会のお楽しみにしました。

パレード開始

まず先頭を飾るのは鳴子踊り。
ルーツは芸者さんのお座敷踊りとのことです。

肖像権の問題から、ブログへの掲載は控えることにするぜ!!

前回から婦人会だけではなく、男性も踊るようになりました。
中には車いすの方や外国籍の方も踊っていて、多様性の時代だなぁとしみじみ思っていました。

張りぼてこけし登場

ここからは写真のターンだ!!!

鳴子踊りの行列が去った後…

出た。

鳴子系。
津軽系。
やけに存在感のある木地山系。
ねまりこ。

上記の張りぼてこけしは鳴子小学校の児童が絵付けをしたとのこと。
何でも、今年で鳴子小学校は閉校し、近隣の小中学校と統合するとのことで、鳴子小学校の思い出を作ってもらいたいと、祭りの実行委員会が張りぼてこけしの修繕を依頼したとのことです。

ノリノリすぎて写真がぶれるこけしちゃん。
顔ぼてこけし。
トリを務めるのは先ほどよりも巨大な張りぼてこけし!!

パレード終了後、張りぼてこけしの残骸を発見しました。

参加者の皆さんにとっていい思い出となりますように。

張りぼてこけしパレードが終わった後、滝の湯に行きたかったので、すずめ踊りやお神輿は見ずに早めに切り上げることにしました。

おまけ・滝の湯にて

張りぼてこけしパレードが終わった後、共同浴場・滝の湯に行きました。
滝の湯の浴室は撮影禁止だから写真は外観のみとなります。

この日の大浴場の温度はアツアツ熱湯風呂で、入るには入れず。

日によって温度が変わる温泉は本物の温泉の証だがな。

一応、ぬるま湯の小浴場もあるのですが、お客さんの考えていることはみな同じ。
私のほかに6人ほどお客さんがいたのですが、全員小浴場に入ろうとしたので芋洗い状態でした。

お湯から上がった後、全身から硫黄の香りがして、「ああ、滝の湯に入ったんだなぁ」と実感しました。

鳴子温泉と言ったら滝の湯。
皆さんもぜひ入ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

今年は雨の心配もありましたが、無事にフェスティバルパレードが開催されて安心しました。
こけしに興味がなくても、張りぼてこけしの大行列は一見の価値があると思います。
全国こけし祭りの時期はぜひ、シュールなパレードを見に鳴子温泉に足を運んでみてください。

来年も無事に開催されるといいなぁ。

来年の話をすると鬼が笑うだろ。


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