全国こけし祭りレポート・会場編

今年も全国こけし祭りに行ってきました。

こけしちゃん「天気がぐずついていて心配だなぁ…」

そして、鳴子温泉に到着!!

鳴子温泉駅では、こけしちゃんがお出迎え!!
鳴子温泉駅は足湯付き!!

鳴子温泉駅を後にして、会場に向かいました。

会場入り

鳴子温泉は消防車までこけし!!!

朝7時ちょっと過ぎころ会場入りしましたが、もうすでに20人ほど並んでいて、愛好家さんの情熱に驚かされました。

会場では知り合いのこけし愛好家さんと再開して近況報告をしあったり、新しく知り合った愛好家さんとの話に花を咲かせて、3時間ちょっとの待ち時間を楽しく過ごせました。

こけし愛好家さんとの交流はこけし祭りの醍醐味!!

ところが、せっかくのお祭りだというのに雨が降り出して、こけしパレードは開催されるのか不安になりました。
果たして、今年はこけしパレードは開催されるのか!?

開場!!

全国こけし祭り会場の鳴子小学校体育館。

開会式の後、こけし愛好家さんたちは速足で目的のこけしを求めて会場に向かって行きました。
私は今年はノープランでしたが、とりあえず即売コーナーへ向かうことにしました。
即売コーナーでは素敵なこけしちゃんがずらっと並んでいて、選びがいがありました…しかし!人が多くてゆっくり選べず。
自分の目利き力を信じて、ピンときたこけしちゃんを選びました。

続いて実演販売コーナー。

池内潮音工人に「こけし祭りに行く」と予告しておいたので、約束通り行ってみました。
池内工人にご挨拶をした後、早速こけしちゃんを選びました。
ずらりとかわいい子ちゃんがずらりと並んでいて、どの子にしようか迷いました。

続いて志田楓工人のブースに向かいました。

コロンとした手に収まるかわいいサイズの子が中心で、目が幸せでした。
最初から楓工人の代名詞・猫に蛸を狙っていましたが、たくさんいるうえ一匹一匹模様が違うので、やはりどの子にしようか迷いました。

撮影許可ありがとうございました!!

今年の上位入賞作品

最高賞・文部科学大臣賞

陣野原幸紀工人の作品。
去年の子もよかったのですが、今年は特にオーラがあるようにも感じました。

国土交通大臣賞

平賀輝幸工人の作品。
立派なおかっぱ頭の子。
審査講評では、大胆さ、怪しさも表現できているとのことでしたが、まさにその通りの快作だと思いました。

林野庁長官賞

鈴木敬工人の作品…なのですが、写真を撮り忘れていたことが判明…無念。

代わりにほかの審査品を載せて、作品の空気感を味わってほしいです。

東北経済産業局長賞

我らが大沼秀顯工人の作品。

東北森林管理局長賞

小林繁男工人の作品。

審査員奨励賞

まずは松田大弘工人の作品。

続いて本田英司工人の作品。

気に入った審査品

その他の賞や、入選しなかった子で気になったものを紹介していきます。

長谷川正司工人の子。
小林澄子工人の子。

おまけ・鳴子の街にて

私は人混みが大の苦手で、会場の熱気にやられてお祭りに1時間ほどしかいられませんでした。
頭が痛くなってきたので、退散して鳴子の街をフラフラ歩くことにしました。

まずは出店。
津軽こけしプロジェクトのヤマダさんがいらっしゃって、ご挨拶をしました。

次に温泉神社にご挨拶に行きました。

全国こけし祭りのルーツ・故深沢要氏の歌碑。

続いて、いつも通り大沼こけし店さんへ。
お店には女将さんに優しく接していただきました。
女将さんとは天気の心配や会場の様子をお話ししました。

すると!!!なんと、6代目・美咲工人の子がいてびっくり!!!
兼業工人だから作品量は少ないので、これを逃したら次いつこのこけしちゃんがいるのかわからないので、チャンスだと思いました。
しかし、目の前にはキナキナ頭の地蔵型こけしちゃんもいて、首が揺れるユーモアにも取り憑かれました。
しかし、予算上1本までしか選べません。
果たして、どちらを取るのか…?
それはまたの機会にお話ししようと思います。

まとめ

今年も工人さんやスタッフ、愛好家さんの愛で、すさまじい熱量を感じました。
何故こけしはここまで人を惹きつけるのでしょうか。

一時期某感染症の影響で開催中止・縮小せざるを得なかったので、今年は無事に開催されて一安心でした。

改めて、工人の皆さん、スタッフの皆さん、素敵なお祭りをありがとうございました!!!

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